エリアマーケティング事例 株式会社メガネトップ様

様々なセクションの壁を越えて、全員の知識や経験を凝縮。我々独自のスタンダードを構築することができました。

出店店舗 イメージ
株式会社メガネトップ ロゴ

株式会社メガネトップ

1980年に静岡県で創業。ナンバーワンを目指し、数々の業界の常識を覆しながら革新的なサービスを展開。現在は、超薄型でも遠近両用でも追加料金0円のメガネショップで有名な「眼鏡市場」や「着替えるメガネ」をコンセプトにした「アルク」と、地域のニーズにあわせた品添え、店舗展開を日本全国に積極的に展開。2002年8月、東証一部へ上場し、「より良いものを・より安く・より早く・よりわかりやすく」をテーマに業界のトップとして更なる進化を目指している。2011年3月現在において約700店舗を展開し、企業としての競争力を高める取り組みだけではなく地域社会の貢献を続けています。

セクションの枠を超えた「一枚岩の取り組み」が必要でした。

店舗開発本部 店舗開発部 マネージャー・土居 義信 様

店舗開発本部 店舗開発部 マネージャー
土居 義信 様

店舗開発本部 店舗開発部 マネージャー・土居 義信 様

店舗開発本部 店舗開発部 マネージャー
土居 義信 様

長引く景気低迷と世界経済の混乱。飽和した市場に拍車をかけて国内経済は急速に悪化。消費の落ち込みがますます進行し業界としても苦戦を強いられている中、躍進を続けている企業がメガネトップ。業界の常識やこれまでの慣習を覆し、全国に約700店舗を展開、積極的な出店を実現しているその秘密を、ご担当の土居様に語っていただきました。

課題解決の鍵は何か教えていただけますか?

  • まず相談しましょう

    どうすればいいのか
    進め方をアドバイス
    してもらおう。

    これまでも自社でエリアマーケティングを実施しておりましたが、競合他社が台頭する商圏での効果的な出店やエリアでの効果的な販促物の配布などやるべきことは多岐にわたり、セクションの壁を超えた一枚岩での取り組みが急務となっておりました。

  • 一緒に進めよう

    経験豊富なスタッフが
    「やりたいこと」を
    サポートしてくれます。

    私たちが直面していた課題は、各セクションごとの取り組みを効果的にシェアし連動しきれていないということでした。GISは各セクションが導入し最適を目指すだけでは強い組織や目指すゴールを達成することはできなくなっていたのです。そこでGISの運用に定評のあるゼンリンマーケティングソリューションズ(以下、ZMS)さんに相談をしました。

  • 成果を出そう

    成果を出し続けるには
    皆さんの積極的な
    アプローチが必須です。

    ZMS様と連動し、GISを活用し「見える化」を進めながら、ノウハウの共有やセクションの壁を超えた我々独自の商圏に対する取り組み(スタンダード)を構築し、有効活用することにつながりました。

課題:GISを部門ごとに使っているだけでは、ノウハウを結集した「自社の強み」を発揮できない

これまでもGISを使った商圏分析はしていたんです。各セクションで所有し、販促物の効果的な配布方法はどうあるべきか、店舗出店はどうあるべきか、といった取り組みは、セクションごとに取り組んでおりました。ところがこの「部門最適」のやり方では強いブランドづくりや、現場と本部の各セクションが一体となったと取り組みをしようとすると、どうしても限界が来てしまうのですね。ズレが生じてくる。一番困るのは現場であり、その先にいらっしゃるお客様ですよね。GISは活用しようと思えば思うほど、単に台数を増やしたり、バージョンアップすればクリアされるということでは、決して強いブランドづくりはできないし、根本的な解決には至らない、という結論に達しました。

我々が抱えていた課題は、セクションの壁を超えた取り組みや現場と一体となった取り組みを進めていくために、「GISをどのように運用していくのか」、ということを解決できるパートナーを必要としていたということでした。

解決:部門を超えた取り組みで「自社の強み」を集中。ZMSさんと連動したGISの有効活用に成功

そこでGISでの運用に定評のあるZMSさんに相談しました。このタイミングでシステムの見直しをはかり、「Mapinfoスターターパック」を導入し、30年以上1000社を超える企業の事例を見られてきたZMSさんならではの着眼点や問題解決スキルなどのアドバイスをいただき、長年培ってきた各セクションのノウハウや商圏の読み方、判断の方法などをシェアすることができました。大切なのはこの先です。さらにシェアした情報から仮説を作り、既存のお客様の分布や様々な統計データを織り交ぜながら、何度も試行錯誤を繰り返し、ついに我々独自の全セクションが一枚岩となった基準づくり、一気通貫の仕事の仕方を構築するに至ったのです。これは強いブランドを作り上げていくためには欠かせない財産となりました。

これからもZMSさんと一緒に、強いブランドづくり、お客様の満足を超えた感動づくりの取り組みをメガネトップとなって取り組み進めて参りますが、振り返りますと最も大切なことは、技術的なスキルのシェアということにあったのではなく、スタッフひとり1人が学んだ経験、気づきの視点、情報のとらえ方や判断方法などを個人や自身のセクション内のノウハウとしてとどめるのだけでなく、チーム全体でシェアし、ブラッシュアップし、より多くのお客様のために有効活用していく仕組みを構築することが大切なことなのだと改めて気づかされました。

営業担当者より

様々な角度でエリア分析が可能な、スタンドアロンGISパッケージ「MapInfoスターターパック」を導入頂き、さらに、GIS戦略会議室というプロジェクトの一員として、実際の業務を技術的にサポートする。

「GISの導入が目的では無く、それを「どう有効に活用するか?」が重要です。」

今回の取り組みは、店舗ごとの顧客の分布状況をエリア別に分析して実勢商圏を把握し、出店の余地エリアを導き出すというものでした。このような分析ロジックは、当社側からの一方的な押し付けや、お客様側からの要件の投げっぱなしでは決して納得が行く物を作ることは出来ません。

メガネ業界のプロであるメガネトップ様と、様々な業界のエリア分析で実績のあるZMSが、膝を突き合わせてトライ&エラーを繰り返しながら始めて出来たと自負しております。なにより、ご担当の土居様のエリア分析に対する意欲とお人柄があってこそ、当社としても、より真剣に取り組みさせて頂きました。

さらに、出店余地分析で得たロジックを活用しながら、今後は売上予測分析など次のステージのお手伝いが出来ればと思っております。長いお付き合いになるかと思いますが、ご一緒に切磋琢磨が出来ればと思っております。

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