地図システム開発

三井住友カード株式会社様「Custella Maps」

キャッシュレスデータを可視化した地図情報サービス

三井住友カード様は、かねてより、業界最大級のキャッシュレスデータを活用したデータ分析支援サービス「Custella」において、企業のマーケティング課題に合わせたサービスを提供されており、その中で加盟店様よりご要望の多かった「キャッシュレスデータ×商圏分析」をご検討いただいておりました。地図上にキャッシュレスデータに基づいた正確な属性情報と商圏の購買力・購買頻度を可視化することで、商圏の動向を直感的に捉えることを目標にプロジェクトがスタートし、現在ではWEBサービス「Custella Maps」として「キャッシュレスデータ×商圏分析」を実現・ご提供いただいております。
加盟店様へどのように貢献できるかを第一に考え、そのためには困難な課題にも妥協をすることなく立ち向かわれる姿勢は、同じくソリューションをご提供させていただく身として強く感銘を受けました。

三井住友カード

三井住友カード株式会社
マーケティング本部 データ戦略部
登坂様

顔写真

パートナーとして信頼できると確信を持った

当社をパートナーにお選びいただいた決め手・理由は?

商圏分析のwebサービス化について検討を行っていた頃、ゼンリンマーケティングソリューションズ(以下:ゼンリンMS)様のサービスを拝見し、見やすさや使いやすさに驚いたことを記憶しています。その後お話をする中で、多くの企業様へのサービス・システムのご提供をされ、確かな技術と知見をお持ちだということを知り、本格的なご相談をするきっかけとなりました。
最終的には営業担当である荻野様の想いや情熱を感じ、共にサービスを作るパートナーとして信頼できると確信が持て、ゼンリンMS様に今回のサービス開発のご協力をいただく形となりました。

Custella Mapsについて

Custella Maps ロゴ

「Custella Maps」は、1000万人を超える会員の正確な属性や購買データをもとに、商圏における顧客理解や出店戦略など企業のマーケティング課題の解決をサポートする地図情報サービスです。

  1. 商圏における自社のシェアや消費動向がわかる
  2. 出退店候補地における購買力や顧客像がわかる
  3. マップ機能だけでなく、商圏や顧客層を一覧で比較できる
  4. エリア別に統計化されたキャッシュレスデータを出力できる

①商圏における自社のシェアや消費動向がわかる

ターゲットエリアの把握や顧客に対する打ち手へ繋がる!

自社と同業種の購買傾向をヒートマップで表現し、「勝ちエリア」と「負けエリア」の境界線を可視化することで、それぞれの店舗の課題を理解できます。
例えば、自社のシェアが低い「負けエリア」において、自社以外の購買傾向を把握することで、自社の課題や新たな消費者ニーズを発見し、販売促進などの施策へと活かすことができます。

Custella Maps 画面例

②出退店候補地における購買力や顧客像がわかる

出退店判断の精度が上がる!

出店を検討するエリアにおける顧客の購買力や購買頻度がわかるため、実消費データに基づいてエリアのポテンシャルを測定することが可能です。
例えば、“自社シェアが低く、同業種の決済回数が多い”などの条件を設定し、ポテンシャルの高いエリアをランキング表示することで、出店判断に活かすことができます。

Custella Maps 画面例

③マップ機能だけでなく、商圏や顧客層を一覧で比較できる

店舗別に抱える課題が鮮明になる!

複数の店舗を一覧で比較できるダッシュボードを搭載しており、店舗別・業態別などのグループを作成して顧客層等のデータを比較分析することが可能です。

Custella Maps 画面例

④エリア別に統計化されたキャッシュレスデータを出力できる

社内資料や自社分析ツールで活用できる!

分析結果は PDF 形式でレポート出力できる為、社内の分析資料や報告資料に活用することが可能です。
また、データを CSV 出力することで、自社で導入済みの分析ツール等にインポートして活用できます。

困難な問題にも、積極的に共にぶつかってくれた

開発をした結果どうでしたか?

個人及び加盟店様が特定されることが決して無いよう細心の注意を払いながらも、実用的な機能を実現するため、データベース仕様や、様々な集計・可視化など、技術的な面でクリアをしなくてはハードルが多くありました。そんな中、ゼンリンMS様は受け身にならず、積極的に困難な問題にも共にぶつかってくれたことが印象に残っております。

社会に還元して、データ活用を行う皆様へのご支援を今後も続けてまいります

今後の目標や展望をお聞かせください

ユーザー様のご意見をいただきながら、よりご活用がいただけるようなバージョンアップを予定しております。今後はサービスのご提供のみならず、皆様の環境でキャッシュレスデータをご活用いただけるようにしていきたいと考えております。
お蔭様でイシュニング・アクワイアリング共に拡大を続けており、今後もデータ量の増加が見込まれるため、こちらを社会に還元してデータ活用を行う皆様のご支援が出来るようにしてまいります。

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