全国に政令都市はいくつある?

2015.04.07

政令都市とは

1947年(昭和22年)、国は大都市が府や県から独立する制度を設けました。しかし、権限を奪われることになる府県が猛反発、 これに代えて権限の一部だけを府県から移す制度として設けられた特例制度が3つあり、その一つが指定都市制度です。

  • 指定都市は「人口50万以上の市」とされています。

ちなみに他の2つは、

  • 中核市の制度(人口30万以上、1995年開始)
  • 特例市の制度(人口20万以上、2000年開始)

指定都市は、条例で区を設けるものとされています。この区は、東京都の特別区(東京23区の各区)と区別して、「行政区」と通称されています。2013年(平成25年)10月現在、全20指定都市の推計人口は約2731万人であり、国民の5人に1人は指定都市に在住していることになります。

では、現在、全国に指定されている政令都市はいくつあるのでしょうか?各市の区の数を調べてみました。

政令都市の指定された市を順に見ると以下の通りです。
(区の数は指定された後に増えている市もあり現在の数です)

1956年9月1日
 横浜市(18区)
 名古屋市(16区)
 京都市(11区)
 大阪市(24区)
 神戸市(11区)

1963年4月1日
 北九州市(7区)

1972年4月1日
 札幌市(10区)
 川崎市(7区)
 福岡市(7区)

1980年4月1日
 広島市(8区)

1989年4月1日
 仙台市(5区)

1992年4月1日
 千葉市(6区)

2003年4月1日
 さいたま市(10区)

2005年4月1日
 静岡市(3区)

2006年4月1日
 堺市(7区)

2007年4月1日
 新潟市(8区)
 浜松市(7区)

2009年4月1日
 岡山市(4区)

2010年4月1日
 相模原市(3区)

2012年4月1日
 熊本市(5区)

以上20市177区となっています。

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