
大丈夫なのか?日本!地域財政力指数全県で1.0を下回る
2015.05.26
平下治の何でもランキング
都道府県編:地域財政力番付(都道府県財政力指数)
財政力指数とは、自治体の財政力を示す指標で、基準となる収入額を支出額で割り算した数値。答えが1.0を上回れば収支バランスがとれていることを示し、逆に、1.0を下回れば収支バランスが取れていないということになります。
ちなみに1.0を上回れば基本的に地方交付税交付金が支給されないのだそうです。
1.0を含む上回っている市区町村は1708市区町村中、僅か60しかない。自立できない市区町村が実に96.5%ということになります。
さて、今回は、その都道府県版です。これを見ると、かつて東京都と愛知県だけは1.0を上回っていましたがついに両方とも1.0を下回ってしまっています。
上位10地域は以下の通り
1位 | 愛知県 | 0.93 |
2位 | 神奈川県 | 0.90 |
3位 | 東京都 | 0.86 |
4位 | 千葉県 | 0.75 |
5位 | 埼玉県 | 0.73 |
6位 | 大阪府 | 0.72 |
7位 | 静岡県 | 0.67 |
8位 | 茨城県 | 0.59 |
9位 | 兵庫県 | 0.58 |
10位 | 福岡県 | 0.57 |
なお、0.5を下回る県が30県、その内0.3を下回る県が9県もあります。43位沖縄県(0.28)、44位秋田県(0.27)、45位島根県(0.24)、46位高知県(0.23)、最下位島根県(0.22)となっています。
地方再生、地域活性化と叫ばれていますが、このままでわが日本は本当に大丈夫なのでしょうか?