【DM発送】マンネリ化してない?
企画から頼れる効果UPの秘訣と時短術
最終更新日:2025/07/03
目次
- よし、次の会報誌の企画、考えなきゃ… でも、毎回似たような内容になっちゃうんだよなぁ。
- このイベント案内、もっと会員さんの目を引くデザインにしたいけど、私デザインソフトなんて使えないし、時間もないし…
- 印刷会社にデータ送って、発送業者にリスト渡して、住所変更の連絡して… あぁ、もう、窓口が多すぎる!
- 広報担当、私一人なのに、DM発送業務だけで手一杯。もっと他の広報活動にも力を入れたいのに…
もしあなたが今、所属する団体や協会の広報担当として、会員向けのDM(ダイレクトメール)発送業務にこんな風に頭を悩ませているなら、この記事はきっとあなたの強い味方になるはずです。
この記事では、団体や協会の広報担当者さんが直面しがちな、会報誌やイベント案内といったDM発送に関する「あるある」な悩み、特に「企画・デザインのマンネリ化」「限られたリソース(予算・人手・時間)での運用」「煩雑な業務フロー」といった点にフォーカスします。
そして、その悩みを解決し、
- 会員さんの心をつかみ、反応率を上げるための企画・デザインのヒント
- 限られた予算と時間の中で、最大限の効果を引き出すための工夫
- 面倒な作業から解放され、コア業務に集中するための「DM発送代行」活用術
について、具体的かつ分かりやすく解説していきます。
この記事を読み終える頃には、「なんだ、もっと早く知りたかった!」「これなら私にもできそう!」「相談してみようかな?」と、DM発送業務に対するモヤモヤが晴れ、明日からのアクションに繋がるヒントが見つかっているはずです。
毎日、団体のために、会員さんのために、と頑張っているあなたへ。DM発送業務の負担を軽くし、よりクリエイティブで効果的な広報活動を実現するための一歩を、一緒に踏み出しましょう!
そのDM、ちゃんと読まれてる?目的と効果を再確認しよう
まずは基本に立ち返って、皆さんが日々送っているDMの目的と、その効果について考えてみましょう。もしかしたら、当たり前すぎて見過ごしている大切なことがあるかもしれません。
DM発送の基本と役割
DMは、会員との貴重なコミュニケーションツールです。その主な役割やメリットを再確認しましょう。
- 情報伝達
活動報告、イベント告知、総会案内、規約変更のお知らせなど、重要な情報を確実に会員の手元に届けます。
- 関係性維持・強化
定期的な接触を通じて、団体への帰属意識や親近感を高めます。会報誌などは、団体の活動内容や理念への理解を深める良い機会です。
- 行動促進
イベントへの参加申し込み、アンケートへの回答、寄付やボランティアへの協力などを促します。
- 特別感の演出
WebサイトやSNSでの一斉告知とは異なり、「あなたへ」というパーソナルなメッセージで、特別感を演出しやすくなります。
- 手元に残る価値
デジタル情報のように流れていかず、物理的に手元に残るため、後で見返してもらえたり、家族の目に触れたりする機会があります。
デジタルでの情報発信が主流になる中でも、DMが持つこれらの価値は、会員との良好な関係を築く上で、依然として非常に重要です。
団体の広報担当者がDMに期待すること
皆さんは、DMを通じて会員さんにどうなってほしい、団体として何を達成したいと考えていますか?
- 団体の活動をもっと知ってほしい、理解してほしい
- イベントにもっと参加してほしい、盛り上げたい
- 会員同士の繋がりを深めてほしい
- 団体への愛着や満足度を高めてほしい
- 継続的に会員でいてほしい、退会を防ぎたい
- 新規会員を増やしたい
- 寄付や協賛など、活動への支援を得たい
これらの「期待すること」=「DMの目的」を明確に意識することが、効果的なDM作りの第一歩です。
マンネリ化していませんか?効果が出ないDMの特徴
「頑張って作って送っているのに、なんだか反応が薄い…」と感じることはありませんか? もしかしたら、そのDM、マンネリ化のサインが出ているのかもしれません。
- ターゲット(会員)に響かないメッセージ
団体側の伝えたいことばかりで、会員が「自分ごと」として捉えられない。
- 代わり映えしないデザイン
いつも同じような見た目で、開封前から「またいつものか」と思われてしまう。
- コンテンツの魅力不足
活動報告の羅列、専門的すぎる内容など、会員が読んで「面白い」「役に立つ」と感じられない。
- 送るタイミングが悪い
イベント直前すぎる、他の情報に埋もれやすい時期に送っている。
- 効果測定をしていない
送りっぱなしで、何が良くて何が悪かったのか、分析・改善が行われていない。
忙しい毎日の中で、ついつい前回のDMをベースに少し修正するだけ…なんてこと、ありますよね。もし一つでも当てはまったら、それはDMを見直す絶好のチャンスです!
脱マンネリ!会員の心をつかむDM企画・デザインのヒント
「でも、どうやって改善すればいいの? アイデアが浮かばない…」 大丈夫です! ここでは、会員さんの心をつかみ、「読みたい!」「参加したい!」と思わせるDMを作るための具体的なヒントを、ステップごとにご紹介します。
Step 1 目的とターゲットを徹底的に考える(誰に何を伝えたい?)
基本中の基本ですが、ここが全ての出発点です。
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会員さんってどんな人?
- 年齢層、性別、職業、居住エリアなどの属性は?
- なぜこの団体に入会している? 団体に何を期待している?
- どんな情報に関心がある? どんなことに困っている?
- (可能であれば)会員アンケートなどを参考に、解像度を上げていきましょう。
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今回のDMのゴールは?
- イベントの申込数を前回比10%増やす、会報誌の満足度アンケートで「大変満足」を5%増やす、など、具体的な数値目標を設定すると、企画がブレにくくなります。
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何を伝えればゴールに近づく?
- ゴール達成のために、会員さんに「知ってほしいこと」「感じてほしいこと」「行動してほしいこと」を明確にします。
Step 2 「開封したい!」と思わせる仕掛け
まずは、数ある郵便物の中から手に取ってもらい、封筒を開けてもらうことが重要です。
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封筒デザインの工夫
- キャッチーなコピー
「会員様限定!」「〇〇イベント、先行予約開始!」「知らなきゃ損する?最新情報」など、思わず中身を見たくなる一言を。
- 魅力的なビジュアル
関連性の高い写真やイラストを効果的に使う。
- 形状の変更
定形外になりますが、型抜き加工でユニークな形にするのもインパクト大。
- 素材感
和紙など、手触りの良い紙を使うと特別感が出ます。
- 窓あき封筒
中のデザインをチラ見せして、興味を引く。
- キャッチーなコピー
- パーソナライズ
「〇〇様」という宛名だけでなく、「〇〇様、昨年のイベントご参加ありがとうございました!」など、個人に合わせた一言を添えると、親近感が格段にアップします。
- ティーザーコピー
封筒に「中身をチェック!お得な情報が…」「必見!〇〇の舞台裏」など、中身への期待感を高める言葉を入れる。
Step 3 「読みたくなる」「行動したくなる」中身の作り方
封筒を開けてもらったら、次は中身をしっかり読んでもらい、期待するアクションに繋げなくてはなりません。
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魅力的なコンテンツ企画
- 会員参加型企画
会員の活動紹介、インタビュー、写真投稿コーナー、川柳募集など。
- お役立ち情報
専門分野に関する分かりやすい解説、Q&A、暮らしに役立つ豆知識など。
- 舞台裏紹介
普段は見られない団体の活動の裏側、スタッフ紹介などで親近感を醸成。
- クイズやパズル
楽しみながら団体への理解を深めてもらう。
- 限定感のある特典
会員限定割引、先行予約、限定グッズプレゼントなど。
- 会員参加型企画
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分かりやすい情報設計(デザイン・レイアウト)
- 情報の優先順位付け
最も伝えたい情報を大きく、目立つように配置する。
- 視線の流れを意識
Zの法則、Fの法則などを参考に、自然に読み進められるレイアウトを心がける。
- 図解・イラスト・写真の活用
文字ばかりでなく、視覚的に分かりやすく表現する。
- 余白を活かす
詰め込みすぎず、適度な余白でスッキリと見やすく。
- 読みやすい文字
フォントの種類、サイズ、行間などに配慮する。
- 情報の優先順位付け
- 読者の感情に訴えるストーリーテリング
- 事実の羅列だけでなく、活動に込められた想いや、会員の声などをストーリーとして伝えることで、共感を呼び、記憶に残りやすくなります。
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明確なCTA(行動喚起)
- 何をどうしてほしいのかを明確に示す。
例「今すぐお申し込みください」「詳しくはこちらのWebサイトへ」 - 申し込み方法や問い合わせ先を分かりやすく、目立つように記載する。
- QRコードを活用し、スマートフォンから簡単にWebサイトや申込フォームにアクセスできるようにする。
- 何をどうしてほしいのかを明確に示す。
デザインの基本とトレンド(専門知識がなくても大丈夫!)
「デザインなんてやったことない…」という方もご安心ください。専門的なスキルがなくても、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、DMの印象は大きく変わります。
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色使い
- 使う色は3色程度に絞ると、まとまりやすくなります。
- 団体のイメージカラーを効果的に使いましょう。
- 色が持つ印象(例青=信頼感、オレンジ=元気、緑=安心感)も考慮すると良いでしょう。
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フォント選び
- ゴシック体は力強くはっきり、明朝体は上品で落ち着いた印象を与えます。
- 読みやすさを最優先し、本文はシンプルなフォントを選びましょう。
- 見出しなどでアクセント的にデザイン性の高いフォントを使うのは効果的です。多用は禁物。
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写真・イラスト
- フリー素材サイトなども活用し、高画質で内容に合ったものを選びましょう。
- 人物の写真(特に笑顔)は、親近感を与えやすいです。
- イラストは、親しみやすさや温かみを演出したい場合に有効です。
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最近のデザイントレンド(参考程度に)
- シンプルで見やすいデザイン
- 手書き風の文字やイラスト
- 動画連携(QRコードで動画へ誘導)
- SDGsなどを意識したアースカラーや再生紙の利用
大切なのは、完璧なデザインスキルよりも、「誰に」「何を伝えたいか」というコンセプトを明確にし、それを分かりやすく表現しようとすることです。 デザインに自信がない場合は、プロに相談するという選択肢も常に持っておきましょう。
DM発送のプロセスと、広報担当者のリアルな悩み
効果的なDMを作るためのヒントを見てきましたが、実際の業務プロセスには、担当者ならではの悩みが多く潜んでいます。
DM発送の一般的な流れ
企画から発送までの工程を再確認しましょう。広報担当者は、これらの多くを一人で、あるいは少人数でこなしているのではないでしょうか。
- 企画立案
- コンテンツ作成(取材、執筆)
- デザイン制作
- 印刷会社へ発注・データ入稿
- 校正・修正
- 印刷・納品
- 発送リスト準備・更新
- 宛名ラベル印刷 or 宛名データ準備
- 発送業者へリスト・資材受け渡し or 社内での封入・発送準備
- 封入・封緘作業
- 発送(郵便局・配送業者へ)
広報担当者が抱えがちな課題
これらのプロセスの中で広報担当者は、具体的にどのような課題に直面しているのでしょうか?
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企画・デザインの壁
- 毎回、新しい企画を考えるのが大変…アイデアが枯渇気味。
- もっとオシャレな会報誌にしたいけど、デザインソフトは使えないし、センスにも自信がない。
- デザインに時間をかけられず、結局いつも似たような感じになってしまう。
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複数業者とのやり取り
- 印刷はA社、発送はB社…連絡やデータ受け渡しが煩雑すぎる!
- 指示がちゃんと伝わっているか不安。ミスが起きた時の責任の所在も曖昧…。
- それぞれの業者との納期調整がパズルのようで、気が抜けない。
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予算の制約
- 団体だから予算は限られている。でも、しっかり効果は出さないといけない。
- コストを抑えたいけど、どこを削ればいいのか分からない。
- 安さだけで業者を選んで、失敗した経験も…。
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人員不足
- 広報担当は私一人(または少数)。DM発送以外の業務もたくさんあるのに!
- DM発送作業に時間を取られて、他の広報活動(SNS更新、プレスリリース作成など)が後回しになりがち。
- 単純な封入作業に時間を費やすのが、正直もったいないと感じる。
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効果測定の難しさ
- DMを送った後、どれくらいの人が読んでくれて、行動してくれたのか、把握できていない。
- 効果測定のやり方が分からないし、分析する時間もない。
- 結局、毎回『送りっぱなし』になってしまっている。
まさに『私のことだ!』と感じる項目が多かったのではないでしょうか? これらの悩みは、多くの団体の広報担当者さんが共通して抱えているものです。
限られた予算と時間で!DM発送のコストと効率化
これらの悩みを抱えながらも、限られたリソースの中でDM発送業務を遂行していかなければなりません。ここでは、コスト削減と業務効率化のための具体的なヒントを探ります。
DM発送コストの内訳
まずは、どこにお金がかかっているのかを把握しましょう。
- 企画・デザイン費
外部委託する場合デザイナーや制作会社への支払い。
内製する場合担当者の人件費。 - 印刷費
用紙代、印刷代、加工代など。部数、紙質、色数、サイズで変動。
- 宛名処理費
ラベル印刷・貼付、ダイレクト印字などの費用。
- 封入・封緘費
手作業か機械作業か、同封物の点数などで変動。
- 発送費(送料)
郵便かゆうメールか、重量、通数で大きく変動。DMコストの大部分を占めることも。
- 代行を利用する場合代行手数料
依頼する作業範囲に応じた費用。
コストを抑えるための工夫
限られた予算内でやりくりするためのアイデアです。
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発送方法の見直し
- 本当にその発送方法がベスト? 郵便(定形、定形外)・ゆうメール・メール便の料金を比較検討しましょう。
- 通数はどれくらい? 一度の発送で数千通以上送るなら、日本郵便の「広告郵便割引」や「ゆうメール」の大口割引が適用できないか確認しましょう。発送代行業者なら、さらに有利な料金で発送できる可能性があります。
- サイズや重量を工夫する: 規定料金内に収まるように、紙の厚さを変えたり、サイズを少し小さくしたりする。
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印刷仕様の最適化
- フルカラーである必要は? 部分的に色数を減らすだけでもコストダウンに。
- 紙質は適切? 少しグレードを下げても、デザイン次第で安っぽく見えない工夫は可能です。
- 部数はまとめて発注: 年間の必要部数を計画し、一度に印刷することで単価を抑える。
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リストの精度向上
- 不着を減らす! 住所不明で戻ってくるDMは、印刷費も送料も全て無駄になります。定期的なリストクリーニング(住所更新、重複削除)は必須です。
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デザインの工夫
- テンプレート活用: デザインテンプレートを提供している印刷サービスなどを利用する。
- 部分的な外注: 全てを依頼するのではなく、デザインのベースだけ、イラストだけ、など部分的にプロの手を借りる。
業務を効率化するヒント
時間という貴重なリソースを有効活用するためのアイデアです。
- 年間のDM発送計画を立てる
いつ、何を、何通送るかを事前に計画することで、準備を早めたり、印刷をまとめたりできます。
- 作業マニュアルを作成する
誰が担当しても同じように作業できるよう、手順を文書化しておくと、引き継ぎや協力依頼がスムーズになります。
- ツールの活用
宛名管理ソフト、デザインツール(Canvaなど無料のものも)、プロジェクト管理ツールなどを活用する。
- 発送業務のアウトソース(発送代行)を検討する
時間のかかる印刷手配、宛名処理、封入、発送作業を外部に委託することで、担当者は企画やコンテンツ制作、他の広報活動に集中できます。
特に、発送作業のアウトソースは、業務負担を劇的に軽減できる可能性があります。次は、その『DM発送代行』について、詳しく見ていきましょう。
「DM発送代行」って、実際どうなの?広報担当者の味方になる?
「DM発送代行サービス」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的にどんなことをしてくれるのか、費用はどれくらいかかるのか、よく分からない…という方も多いのではないでしょうか。
DM発送代行サービスの概要とメリット再確認
DM発送代行サービスは、DM発送に関わる様々な業務を、あなたに代わって行ってくれるサービスです。そのメリットは多岐にわたります。
- 時間と手間の大幅削減
印刷会社や発送業者とのやり取り、宛名ラベル貼り、封入作業といった煩雑な業務から解放されます!
- コスト削減の可能性
発送費のボリュームディスカウントや、印刷・作業の効率化により、トータルコストが安くなる場合があります。
- プロ品質の実現
印刷や封入作業の品質が向上し、ミスが減少します。
- セキュリティの確保
個人情報の取り扱いも、Pマーク取得業者などに任せれば安心です。
- 企画・デザインの相談も可能
アイデア出しやデザイン制作からサポートしてくれる業者もあります。
- 窓口一本化で楽々
企画から発送まで、一つの窓口で完結できるため、管理が非常に楽になります。
- 効果測定サポート
発送後の反応測定や分析をサポートしてくれる業者もあり、PDCAサイクルを回しやすくなります。
まさに、広報担当者の『かゆいところに手が届く』サービスと言えるかもしれません!
どんな業務を依頼できる?【企画・デザインもOK?】
業者によって対応範囲は異なりますが、一般的には以下のような業務を依頼できます。
- 企画・コンサルティング
DMの目的設定、ターゲット分析、コンテンツ企画、デザインコンセプト提案など
- デザイン・クリエイティブ制作
DM本体、封筒のデザイン、コピーライティング、イラスト作成など
- 印刷・加工
チラシ、パンフ、会報誌、封筒などの印刷、折り加工、PP加工など
- 宛名印字・ラベル貼付
- データ処理・リストメンテナンス
住所クリーニング、重複削除、不着情報管理など
- 封入・封緘
複数物の封入、複雑な形状の封入(手作業対応も)
- 発送代行
最適な発送方法の選定・手配(郵便、ゆうメールなど)
- 効果測定・分析
反応データの集計、レポート作成など
- 資材保管
DMや封筒の在庫保管
「企画やデザインから相談したい場合、その段階からサポートしてくれる業者を選ぶことが重要です。『デザインだけ』『印刷と発送だけ』といった部分的な依頼が可能かどうかも確認しましょう。」
小ロットでも対応してくれる?
団体やNPOの場合、会員数が数百人~数千人程度で、発送部数がそれほど多くないケースも多いでしょう。
- ウチは1,000部くらいなんだけど、依頼できるのかな…?
ご安心ください。多くのDM発送代行業者では、数百部程度の小ロットからでも対応可能です。ただし、業者によって最低ロット数が設定されている場合もあるため、事前に確認が必要です。小ロットの場合、単価は割高になる傾向がありますが、それでも社内で作業する手間や時間を考えれば、十分にメリットがある場合が多いです。
費用はどれくらい?予算内でお願いできる?
費用は、依頼する作業範囲、発送物の仕様(サイズ、重さ、色数)、部数、納期などによって大きく変動します。
- 料金体系
作業項目ごとに単価が設定されている場合、一式料金の場合など、業者によって様々です。
- 見積もり
必ず複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなく、サービス内容、サポート体制などを比較検討しましょう。
- 予算の相談
「予算が〇〇円なのですが、この範囲でどこまでできますか?」と正直に相談してみるのがおすすめです。予算内で実現可能なプランを提案してくれる場合もあります。
- 安さだけを追求すると、品質やサポート面で後悔することもあります。費用対効果を総合的に判断することが大切ですね。
失敗しない!広報担当者のためのDM発送代行業者選び
「よし、DM発送代行、検討してみようかな!」と思ったあなたへ。数ある業者の中から、自団体にぴったりのパートナーを見つけるための重要なポイントをお伝えします。
Point 1 提案力はあるか?【企画・デザインの相談に乗ってくれる?】
企画やデザインに課題を感じている場合、これが最も重要なポイントかもしれません。
- 過去の制作実績
Webサイトなどで、デザインのテイストや企画内容を確認しましょう。自団体のイメージに近い実績や、クリエイティブな実績があるか?
- ヒアリング力
こちらの漠然としたイメージや課題を、丁寧にヒアリングし、具体的な形にしてくれるか?
- プラスアルファの提案
こちらの要望に応えるだけでなく、プロの視点から、より効果を高めるためのアイデアや改善提案をしてくれるか?
- 業界への理解
団体やNPO特有の事情(予算、意思決定プロセス、会員との関係性など)を理解し、配慮してくれるか?
Point 2 ワンストップ対応はどこまで可能?
企画から発送、効果測定まで、どこまで一括で任せられるかを確認しましょう。
- 依頼したい範囲を明確に
自団体がどこまでの業務をアウトソースしたいのかを明確にしておきましょう。
- サービスメニューの確認
業者のWebサイトや資料で、対応可能なサービス範囲を確認します。
- 柔軟性
「今回は印刷と発送だけ」「次回はデザインから」など、状況に応じて依頼範囲を変更できるか?
Point 3 コミュニケーションは円滑か?【担当者との相性も大事!】
DM制作は、担当者との二人三脚で進める部分も多くあります。気持ちよく仕事ができる相手かどうかも重要です。
- 相談しやすさ
親身になって話を聞いてくれるか?質問しやすい雰囲気か?
- レスポンスの速さ
問い合わせや依頼への返信はスムーズか?
- 説明の分かりやすさ
専門用語を多用せず、こちらのレベルに合わせて分かりやすく説明してくれるか?
- 柔軟な対応
制作途中での修正依頼などに、どこまで柔軟に対応してくれるか?
- 特に広報担当が一人(または少数)の場合、代行業者の担当者は頼れる相談相手にもなります。相性が合うかどうかは、意外と重要です。
Point 4 柔軟な対応力はあるか?【小ロット、予算、納期】
団体ならではの制約に対応してくれるかも確認しましょう。
- 小ロット対応
数百部~の発送に対応可能か?最低ロット数は?
- 予算への配慮
限られた予算の中で、最大限の効果を出せるような提案をしてくれるか?
- 納期への対応
スケジュール変更などに、ある程度柔軟に対応してもらえるか?(もちろん、無理な要求は禁物ですが)
Point 5 実績と信頼性、セキュリティは大丈夫?
提案力や柔軟性も重要ですが、基本的な信頼性やセキュリティも確認しておきましょう。
- 実績
創業年数、取引実績(特に他団体やNPOの実績があれば◎)
- 信頼性
Webサイトの情報、口コミ、評判など
- セキュリティ
Pマークの取得状況、データ管理方法など(個人情報を扱う場合)
事例紹介 DM発送代行で広報活動が変わった!
実際にDM発送代行サービスを利用して、広報活動がどのように変わったのか、具体的な事例を見てみましょう。
事例1 某専門職能団体様
- 課題
年数回発行する会報誌のデザインがマンネリ化。会員アンケートでも「読みにくい」との声が。担当者はデザイン経験がなく、制作に時間がかかっていた。
- 導入
企画段階から相談し、デザインを一新。会員の興味を引く特集記事や、読みやすいレイアウトを提案・制作。印刷から発送までをワンストップで委託。
- 成果
リニューアル後のアンケートで「読みやすくなった」「内容が面白くなった」との回答が大幅に増加。担当者はデザイン制作の負担から解放され、コンテンツ企画に注力できるように。
事例2 地域活性化NPO法人様
- 課題
イベント集客のためのDMを発送していたが、反応率が低迷。限られた予算内で効果を上げる必要があった。発送作業もボランティアスタッフに頼っており、負担が大きい。
- 導入
ターゲット層を再分析し、デザインとキャッチコピーを改善。QRコードからの申込率を計測できるよう提案。印刷・宛名・発送作業を委託。
- 成果
DMからのイベント申込数が前回の1.5倍に増加。ボランティアスタッフの発送作業負担もゼロになり、イベント当日の運営に集中できるように。
これらの事例のように、DM発送代行は、単なる作業代行にとどまらず、企画・デザインの改善、効果向上、そして担当者の負担軽減に大きく貢献できる可能性を秘めています。
まとめ DM発送の悩み、企画から丸ごと相談しませんか?
さて、ここまでDM発送の悩み、特に企画・デザインや業務負担に関する課題と、その解決策としてのDM発送代行サービスの活用についてお話ししてきました。
この記事のポイントをまとめます
- DMは会員との重要なコミュニケーションツールであり、その効果を高めるには「企画」と「デザイン」が鍵。
- 限られた予算・時間・人員の中で、魅力的なDMを作り続けるのは広報担当者にとって大きな負担。
- DM発送代行サービスは、単なる作業代行だけでなく、企画・デザインの相談から、印刷、発送、効果測定まで、ワンストップでサポートしてくれる頼れる味方。
- 業者選びでは、「提案力」「ワンストップ対応」「コミュニケーション」「柔軟性」といった点が、特に重要。
- DM発送業務をプロに任せることで、担当者は負担から解放され、より創造的で本質的な広報活動に集中できる。
- 会員さんにもっと喜ばれるDMを作りたい!
- マンネリ化したデザインから脱却したい!
- DM発送にかかる時間と手間を、もっと減らしたい!
- デザインから発送まで、まるっと相談できる相手がほしい!
そんな風に感じているなら、ぜひ一度、私たちゼンリングループに、あなたのDMに関する悩みや想いをぶつけてみませんか?
ゼンリングループのDM発送代行サービスは、30年の実績を持ち、単にDMを「発送する」だけでなく、お客様の目的を達成するために「どう作るか」「どう届けるか」という「企画・提案」段階から、お客様に寄り添い、伴走することを大切にしています。
ゼンリングループが、あなたの広報活動をサポートできる理由
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豊富な提案力
お客様の課題やご予算、ターゲットに合わせて、最適なデザインプランやコンテンツ企画をご提案します。「こんなDMを作りたい」という漠然としたイメージを形にするお手伝いをします。
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安心のワンストップ対応
企画・デザイン、印刷、宛名処理、封入、発送、リストメンテナンスまで、DMに関わるあらゆる業務を一括でお引き受けします。面倒な業者管理はもう必要ありません。
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専任担当者による伴走サポート
お客様ごとに専任の担当者が付き、企画段階から発送完了、そしてその後の不着処理まで、責任を持ってサポートします。良き相談相手として、何でもお話しください。
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柔軟な対応力
「デザインだけお願いしたい」「今回は印刷と発送だけ」「小ロットなんだけど…」「急ぎなんだけど…」といった様々なご要望にも、可能な限り柔軟に対応いたします。
-
30年の実績と信頼
長年の経験で培ったノウハウと、全国ネットワーク、そして確かなセキュリティ体制(Pマーク取得)で、安心してお任せいただけます。
- まずは、あなたの団体が抱えているDMに関するお悩みや、『こんなDMを作ってみたい!』という夢をお聞かせください。
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DM発送の悩みから解放され、会員さんとの絆を深め、団体の活動をさらに盛り上げていくために。
私たちゼンリングループが、あなたの広報活動を力強くバックアップします!