ゼンリン建物データでビジネスを加速!
5つの業界での具体的な活用方法

Release 2023/06/19

ゼンリン建物データでビジネスを加速!5つの業界での具体的な活用方法

全国約3,900万棟の建物情報を収録したゼンリン建物ポイントデータ!不動産、小売、マーケティング、都市計画、金融業界の具体的な活用例をご紹介します。

目次

はじめに

ゼンリンの建物ポイントデータは、全国約3,900万棟の建物情報を収録したデータです。建物タイプを住居・事業所・商業施設の3つに分類し、さらに住居であれば、戸建て・マンション・アパートなど計7項目、事業所であれば飲食店・学校・病院など計27項目、商業施設であれば、商業ビル・オフィスビルなど計4項目のトータル38項目に細分化しており、現地調査で収集した一軒一軒の情報が詳細に収録されています。このデータは、ビジネスの様々なシーンで活用することができます。

今回は、その具体的な活用例を5つの業界でご紹介します。

活用例1:不動産業

不動産業界では、物件の価格設定や投資判断に周辺の建物情報が重要となります。ゼンリンの建物ポイントデータは、特定の地域の住宅や商業施設の数、それらの分布状況などを詳細に把握することができます。さらに、建物の種類(戸建て、マンション、アパート等)や、その他の属性情報(階数、部屋数等)も収録されているため、より具体的な市場分析や価格設定が可能となります。

活用例2:小売業

小売業界では、新店舗の立地選定や既存店舗の営業戦略を考える際に、周辺の建物情報を参考にします。建物ポイントデータを利用することで、特定の地域にどのような商業施設がどれだけ存在するか、さらに、その商業施設がどのような建物(商業ビル、オフィスビル等)であるかを把握することができます。また、その地域の住宅の種類や数を知ることで、ターゲット顧客の生活環境をより深く理解することも可能です。

活用例3:マーケティングリサーチ

マーケティングリサーチ会社などでは、特定の地域の消費者行動やライフスタイルを理解するために、建物ポイントデータを活用します。特定の地域にどのような住宅や商業施設が存在するかを把握することで、その地域の消費者のライフスタイルや購買行動を推測することができます。また、特定の商業施設がどのような建物(商業ビル、オフィスビル等)であるかを知ることで、その商業施設の顧客層を把握することも可能です。

活用例4:都市計画

都市計画を策定する際、都市の成長や変化を理解するために、建物ポイントデータを活用します。特定の地域にどのような建物が存在し、それらがどのように分布しているかを把握することで、その地域の現状を詳細に理解することができます。また、過去のデータと比較することで、都市の成長や変化の傾向を分析することも可能です。

活用例5:金融業

金融業界では、特定の地域の不動産価格やビジネス環境を理解し、融資判断やリスク管理を行うために、建物ポイントデータを活用します。特定の地域の住宅や商業施設の数、それらの分布状況などを把握することで、その地域の経済状況を評価することができます。また、建物の種類やその他の属性情報を考慮することで、より詳細なリスク評価が可能となります。

最後に

ゼンリンの建物ポイントデータは、その詳細さとカバー範囲の広さ、鮮度の高い情報により、多岐にわたる業界でのビジネスを支える強力なツールとなります。また、築年数データ分譲・賃貸マンションデータマンション賃料ランクデータなど他のデータと組み合わせて使用することで、より精度の高い分析も可能になります。今回紹介した例は一部に過ぎません。データの可能性は無限大で、その活用方法は業界や目的によりさまざまです。

当社では、建物ポイントデータをはじめとしたさまざまなデータを提供しております。GISデータに関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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